ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

エアロポジションは低さよりも細さが大切

絶賛どハマりしている

世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニン

 

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すでに多くの方がご存知であろう本で今更ではありますが

原書は2016年出版のThe Science of the Tour de France: Training secrets of the world’s best cyclists』

主なインタビュイーは2011年以降のプロ選手を支えるスポーツサイエンティストや

栄養士、生理学者で10年以上前の古い話なのですが

全編にわたり好奇心を刺激してくれます

 

 

 

そのうちのひとつがポジション

空気抵抗を減らしたい一心で選手は低いポジションにしたがるけど

横隔膜を圧迫して酸素使用量、一回換気量、呼吸頻度に影響して

疲労が蓄積する結果、出力が30~40w(プロレベルの話)もダウンする

最適解は低さより細さ

 

風洞実験で得た空気抵抗(Cd値)の低いポジションをつくって

トラックの実走テストで詰める作業を

シーズン前に行うことが紹介されていました

現在はシミュレーターが導入されて実走は省かれているかもしれませんね

 

ところで細いポジションってどんなポジションなんでしょう

本文ではエアロポジションで肩を丸めて前に出すと腕や肘の位置が細くなる

(モビスター アレックス ダウセット談)とありましたがピンっときません

プロ選手のロードタイムトライアルとエイジ選手のIronmanでは

距離も速度域も大きく異なるので全コピはできない話ですが

エッセンスは利用できると思います

 

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読んだことないって方は一読をオススメします

レーニング期の高脂質(ケトン)食についてはサイクリスト、

トライアスリートだけじゃなくランナーも必読です

 

これが10年以上も前の話だなんて…

知らないと遠回りで時間を無駄にします

 

 

昨日のworkout

バイク28km

ラン8km

 

TOW#5を完走し全ステージコンプリート

バーチャルなのにゴール前はムキになりますね