ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

強いチームは「当たり前」が違う

2日間ぶっ続けの英語漬け。

フランス本社から担当者を招いて、食味と評価の表現方法を学ぶ

Sensory training(感覚を鍛える)。

2時間半、4コマ受けるんだけど

なぜか会話は半分以上理解できました。

フランス人と日本人の英語はテンポがゆっくりなので、

そのおかげかな。

(分からない単語は飛ばしても意味は通じるもんね)

レーニング中は複雑な回答を求められないから平気なんだけど

午後から外出する事に。

これはちゃんと自ら伝えねばいけないシーン。

意を決して(笑)、講師に話しかける。

「ハイ、アメリ(担当のフランス女性)。グレートなトレーニングありがとう」

※まずはお礼から入る。グレート、ここ大事。

笑う彼女に続けて

「実は午後から外出しなきゃいけないんだ。外部の会議に参加するんだよ。残念だ。」

「問題ないよ」って言う彼女にたたみかけて

「次会える事を楽しみにしているよ」と告げてバイバイ。

使った英語は中学生レベルでも

慣れていないと度胸がいるよね。

ちょっぴり英語の苦手意識を克服できたな。

うちの会社で英語を話せる人は90%。

話せなくても頻繁に英語に接し、突発的に必要なシーンがあるので

エクセルとパワポと同じくらいに「英会話は当たり前」です。

この環境に身をおいているからこそ、英語の必要性を毎日感じ、

動機づけし続けられていると思います。

ハーバード大学 ニコラス・A・クリスタキス教授らの研究によれば

太った友達が身近にいると2~4年以内に自分自身が肥満になる確率は最大で171%増加するそうな。

親しいほど影響が大きく、同性の友人と兄弟姉妹が特に大きいって話です。

近くにいることで無意識に食生活が変わるんだろうけど、

自身を取り巻く環境でもうひとつ興味深いデータがあります。

ベトナム戦争時、アメリカ兵の50%が麻薬を使用し、うち20%が深刻な依存症になっていたのですが

戦争終結で帰国後も使用し続けた人の割合は1%以下で、アメリカ人の平均とほぼ同レベルに下落したとか。

中毒性の高い麻薬であっても、殺し合いが日常茶飯事という環境がなくなれば抜け出せるってことです。

走る哲学者、為末大氏も同じような環境の大切さを説いています。

「スポーツの世界では、弱い選手が強いチームに移籍すると強くなることがあり逆もおこります。

これが起きる仕組みを観察してみると強いチームは、晩御飯を食べるのと同じ感覚とリアリティを持って

勝利を語り、弱いチームは、あの憧れの子と付き合うぞ的願望で勝利を語る」

チームの「当たり前」が、チームの力を形成すると仰っています。

自身を振り返り、現状は英語の力をつけるために最適の環境と言えますし、

職場では誰もTOEICを受験しないので、不適当な一面を持つ環境であるとも言えます。

この考えに基づけば、強いチーム(ex. アイアンマンでアジア太平洋地区1位になったTRION、)で

レーニングすることは意識を変える可能性もあります。

どの分野であれ環境は非常に大事です。

そして怖い面もありますね。

昨日のworkout

バイク(ローラー)45km

ラン4km

朝はローラーで汗を絞り出し、

夜は日本酒を酌み交わし旧交を温める。

また、楽しからずや。