自分の知らないイギリスの日常やら差別やら貧困やら言葉やら制度やらが
明るくミックスされた良コラムの続編
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
2019年ブレクジットに揺れるイギリスのブライトンにある元公営住宅地を舞台に
ちょっと成長した男の子と母ちゃんと配偶者のやり取りがつづられています
特に印象的だったのはイギリスの公立中学に通う子でも
日本よりも圧倒的に博識なこと
ノンバイナリー
ポリティカルコネクトネス
って話題を口にするんですよね
うちの社会人や大学生の子どもからは一度も聞いたことがないし
私だって何のことやら分かりません
子どもたちだけじゃなくて大人を含めてイギリスの人が博識なのは
GCSE(中等教育修了時の全国統一試験)があるからかもしれません
日本で中学校卒業レベルを測るなら5教科で決まっちゃいますが
GCSEは認定される科目が32もあります
国語(英語)、数学、科学、外国語(フランス語、ドイツ語)、歴史、地理、
シティズンシップ、経済、コンピューティング、芸術&デザイン、ダンス、映像、
ビジネス、エンジニアリング、宗教、音楽、演劇などなど多種多様な科目から選択
全部を1つの学校でカバーしている訳ではないですが
とにかく広範囲なんです
日本の教育だって良いところはあると思うんですが
イギリスの中学生は日本の大人よりも成熟しているなぁって感じます