4月下旬から装着していたマスクつけてのランニング。
どうも情報として不確かなようです。
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
山中教授の動画による呼びかけやたむけんさんのツイートで一気に拡散し、
私もそれに従っていましたが、どうも違う。
飛沫の拡散をシミュレートした動画を見ましたが、
拡散により乾燥したウィルスはどの時点で感染力を失うか説明がなされていません。
(そもそも空気感染しないって言ってるよね?)
迷った時は公式見解が頼りになります。
日本の厚労省のオフィシャルのQ&Aならびに海外のQ&Aを調べてみました。
どの国でも新しい情報が加わればupdateするので今日時点では最新です。
■各国の公式Q&A
まず、日本の厚生労働省。
外出時のマスク着用は奨励されていますが、5月4日に専門家会議で提唱された
「新しい生活様式」に記述があります。
□人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)
□外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
(略)
□ジョギングは少人数で
□すれ違うときは距離をとるマナー
読み方によっては、ジョギングも外出時ですからマスク着用と取れなくもないです。
続いてイギリス(UK)
ジョギングに関する記述はありませんが、唯一の注意喚起として
□外に出ても距離を保つ(可能な場合は2メートル離れている)
がありました。
最後にフランス。違反者に罰金や禁固刑を課す厳しい対応で有名ですが
そんなかの国に於いては
明らかにネガティブな行動が観察され、集団行動につながるような場所では、市長と協力して、州知事はスポーツの練習を監督するように求められることがあります。
=> 自分の住んでいる市区町村で特別措置が適用されているかどうかは、特に役場や県のホームページなどで確認してください。
とマスクに関する記述は見当たりません。
総じて、距離を保つってことは重要だと認識しました。
当初より感染リスクの高めると注意喚起された三密(密集、密閉、密接)。
屋外ランニングでは密閉が外れます。
2条件合致、1条件合致では、どのくらいの感染リスクなのかは未検証です。
■世界の実態
次はクチコミ。
世界中に居る同僚に「マスクつけて走っている?」って質問してみました。
最初に返信してくれたのは、ドバイのChiraz。
彼女いわくマスクをつけてランニングしているそうです。
(圧倒的に暑いドバイで大丈夫なのか?)
しかも警察が巡回していて正しく装着しているかチェックされるそうです。
続いてオランダのRonaldがコメントをくれました。
オランダではマスク着用はないとのこと。
ただし、公共交通利用時のみ1.5m離れることができないので
マスクが義務づけられているそうです。
それからアメリカのSelinaからも返信ありました。
アメリカでは走る時にマスクはしない。マスクをサウスダコタ州はそれほど人口がいないからね。XCウォークする時に誰かと出会ったら3~6フィート(1~2m)離れるようにしている。
Ksnmさんから川内優輝選手のTweetを紹介してもらいました。
氏のネットワークを通じて世界の今を伝えてくれます。
アメリカの情報が多いですが、概ね屋外のランニングが許可され
州によってはソーシャルディスタンスが保てない場合はマスク着用です。
タイやUKロンドンは厳しい制限付きでランニング許可。
ペルー、フィリピン、南アフリカ、スペインは屋外ランニング禁止。
各国の深刻度は様々なので一概には言えませんが、
ランニングのマスク装着について
世界は統一した答えを持っていない
ということは確かです。
これから暑くなる時期、できればマスクを外して走りたい。
もしかしたらマスクは不要かもしれないし、やっぱり必要かもしれない。
誰にも分からないです。
三密でもないのに外出でマスク着用を政府が掲げ、
不要不急のランニングで
私の定番コースでは追い抜く時に1~2m距離を取るのは不可能だから
マスクを装着しようと思います。
これも新しい情報が入って、間違っていたら改めれば良いですし、
皆さんにマスク装着を呼びかけるつもりもありません。
自分で出来る限りの情報集めたから進んでやることです。
COVID-19の以前から不確かな時代を私たちは生きてきました。
自分がハッピーで、みんながハッピーになる
落とし所を決めればよいと思うんですよね。
昨日のworkout
スイム2km
ラン6km
代々木公園はバラ満開です。
iPhone SEのカメラは細部まで綺麗でぼかしも出来ますが
実際の色よりも発色が良すぎるように感じます。
彩度とコントラストが落ち着いたら味わいがでるのになぁ。