2009年のインド作品で以前から評判を耳にしていたので観てみたい作品でした。
超難関の工学大学を舞台にした学園モノですが、
はちゃめちゃな中に
「学ぶ」ことの本質を問うています。
競争で生き残るためにテストで良い点数を取ること課す社会。
これはインドであれ、日本であれ同じ環境だと思います。
学生も親も良い点数を取ることに意識が移ってしまい、
「より良い点をとること」が目的にすり替わり、
公式や英単語、年号を丸暗記して点数の取り方ばかり覚えて努力を重ねます。
なぜ学ぶかを置き去りにした人間の末路は心が擦り切れ、
努力の成果が手元に残らなかったことに愕然とする訳です。
社会人の現在思うことは、課題を解決したくて学ぶことの健全さと申しますか
とにかく学ぶことが楽しくて仕方がないってこと!
課題を克服できた時の達成感、誰にでもできることじゃない特別感。
学べば学ぶほど得られる経験と可能性が増えて、結果として周りに評価されて収入もついてくる。
このリアルな手応えが、もっと学ぼうって思える動機付けになっています。
この作品、子供たちに見せたいです。
これから学ぶ、もしくは学んでいる子供たちはどんな感想を抱くのか興味深いですし
願わくば無味乾燥な点数よりも、やりたいことを達成するための道具が「学び」であることに
1日でも早く気づいて欲しいです。
早く気づけば、その後の人生がお得に思えるから。
話が飛躍しますが、点数=数字と捉えると
数字にこだわり過ぎてスポーツを純粋に楽しめないシーンが増えています。
フルマラソンのサブ3、サブ4然りですが、
途方もない距離に挑む冒険そのものを楽しむって感覚は大事にしたいです。
226kmに挑む。それだけでいいじゃないか。
ゴールテープの向こう側に行ってみたいという情熱をもう一度思い出して
6月3日に臨みます。
昨日のworkout
ローラー3(km
ラン5km