三密回避のため毎回月曜に帰京するんですが
連れ合いも休みが取れたんで京都をぶらぶらすることにしました
せっかくの平日休みなんで週末には行きにくい場所にしようと
思い立ったのが上賀茂神社
市バスで行けばJR京都駅からでも30分ほどで行くことができます
堀川通りを北上するとバスの車窓越しに二条城や晴明神社の前を通ります
こちらは次の機会に伺うとして
上賀茂御薗橋バス停を下車して真っ先に向かうのはご飯処と甘味処
■今井食堂
こじんまりとした食堂で名物はさば煮定食(720円)
お味噌汁を「おつゆ」と呼ぶのは京都っぽいです
おつゆと言えばすまし汁のことかと思うのですが味噌が入ってもそう呼ぶんですね
出汁は煮干しを使っていて魚ざんまいの定食となっています
3日煮こんだサバは缶詰のごとく骨まで食べることができます
お昼にお邪魔したんですが店内で食べるお客さんが半分
持ち帰り弁当のお客さんが半分で
定食だけじゃなく単品持ち帰り(550円)もたくさんいらっしゃいました
地元に愛されている証拠ですね
■やきもち神馬堂
午前中しか営業していないお店なので
今井食堂へ行く前に買っておきました
映画 男はつらいよ(昭和57年)にも登場した老舗で
やきもち1個130円です
上賀茂神社をお詣りしてから加茂川へ下りていただきました
粒あんのお餅を焼いた素朴な味わいです
神社の門前にはお餅屋さんや団子屋さんが必ずあるんですが
なぜなんでしょうね
正しくは賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)というお名前です
広大な境内にドンッと構えた世界文化遺産の神社で
本日も特別参拝(500円)のミニツアーに参加しました
国宝の権殿(ごんでん)と本殿を中門の内側からお詣りさせていただくとともに
上賀茂神社の由緒についても直々に伺うことができます
境内の内外にはたくさんの摂社末社がありまして
縁結び・子授け・家内安泰の片山御子神社は人気が高く
たくさんの絵馬が奉納されていました
商売繁盛と子供の成長を見守る神様
加茂山口神社にもお詣りしました
どこへ行っても子の成長を願うのが親なんです
上賀茂神社だけで時間を過ごし気がつけば14時すぎ
加茂川でやきもちを食べてからバスに乗ってJR京都駅へ戻りました
これで本日は帰るつもりだったんですがJR京都駅に行きたい場所があったんで
2つ前のバス停で途中下車
■油屋の西川
目的地へ向かう途中に偶然みつけた油の専門店です
濃厚な香りの胡麻油がご自慢の逸品で
レトロなラベルも気に入ってお連れ合いは大満足
重いのに菜種油も買って帰りました
店内には油を搾っていた道具やミニチュアが飾ってあり
骨董品屋か博物館のような雰囲気を醸しています
近くにお立ち寄りの際は少し変わった京都みやげにいかがでしょうか
■伊東甲子太郎(いとうかしたろう)殉難の地
JR京都駅のすぐ近くにあることは知っていましたが
なかなか訪れる機会がなくて今回は立ち寄ることができました
甲子太郎は門弟を率いて新選組に加わり参謀にまでなりましたが
局長の近藤勇の方針とあわず同志15人とともに脱退
その後近藤勇暗殺の企てがバレてここで暗殺されました
この碑に手をついて甲子太郎は絶命したのですが
その亡骸を油小路七条の辻まで運び
仲間をおびき寄せるおとりにして
引き取りにきた一派を待ち伏せて襲った一連の事件が油小路事件です
甲子太郎に特別な思い入れはないのですが
内部抗争に明け暮れた新選組を語る上では外せない場所でもあります
■道祖神社
長野の野沢温泉スキー場で冬場を過ごすことが多かったので
私は旅の安全を祈願する信仰だと思っていたのですが
外来の疫病を防ぐ役割も司っているんですね
今の時代にぴったりです
猿田彦好きの連れ合いのたっての希望だったのですが
天孫降臨の道案内をしたことから道祖神と同一視されているんですね
勉強になりました
昨日のworkout
ラン7km
東京に戻ってきてから5kmほどジョグ
日常生活モードに切り替えます