ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(読書)やがて哀しき外国語

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kimmyさんオススメの一冊

プリンストン大学に客員研究員として招かれて過ごした2年間のアメリカ生活

村上春樹氏のエッセーは氏の小説よりも表現がシンプルで面白いです

 

特に気に入った章が「アメリカで走ること、日本で走ること」

ランナーを取り巻く環境について日米を比較しているんだけど

もっとも大きな違いはレースの締め切り

 

アメリカでは原則締め切りはなくて当日エントリー可

日本だとみなさんご存知の通り

多摩川や荒川河川敷で行う草レースでも1か月前

東京マラソンに至っては7か月前

ボストンマラソンは8か月前だからメジャーレースは同じくらいですね

 

村上氏はこの差異を選手名簿の有無にあると指摘していますw

半分は当たっているけど半分ハズレですね

 

他にも開会式でのエライ人の挨拶とか

ランナー目線でズバズバ指摘してくれていて痛快です♪

 

執筆は1994年ごろ30年近く前

あいかわらず開会式の無駄で長いあいさつは続いていますが

当日エントリーというか無料で走れるパークランがはじまって

環境がかわりつつあります

 

野辺山のRapha スーパークロス主催するY野大介さんは

ポートランドに居る時によく草シクロに出ていたってブログに綴っていました

野辺山のような2日開催でUCI公認のビッグレースも素晴らしいですが

草レースは氏がやりたいもう一つのレース形態だと思います

 

稲城ではA木さんが熱心にレース開催していますが

こちらもチャリティーや当日エントリー可能な敷居の低いレースに

発展したらいいですね