（いつもより荷物も自転車も多いので大変な出発でした）
【試走】
まずは子ども達のためにジョグで試走。コースでギャップ越えと降車／押し／乗車の練習を何度か繰り返してみる。ん～まずます。
【カテゴリーキッズ】
今にも泣き出しそうな空だが、なんとか耐えている。（頼むから持ち堪えてくれ！）スタート前に子供を連れてグランドを数週してウォーミングアップ。頃合をみてからスタートに向かう。キッズの参加者は２０名強と前回よりかなり多い。５００円の格安エントリー料金もありがたいが、自転車レースに親しむ機会を子供に与えてくれる京都車連に本当に感謝したい。ピストルとともに全学年一斉にスタート。次女が上手くスタートしたようで長女の２つ前を走っている（驚）！ギャップ区間では素早く降車し、後ろを渋滞させているがクリア。長女も続くが父親譲りなのか“押し“が長く前に離される。レース中盤に差し掛かると長女が前に出る。次女は後退しながらも、ギャップで転倒する前走者の脇を押して抜いて、したたかな見せ場を作ってくれた。長女１０位、次女１４位でフィニッシュ。
【カテゴリー２】
前回９位完走で得た人生最初で最後のシード（コールともに前列に並べるのだ！）。インの１列目、走り終えた娘たちの声援が近すぎて恥ずかしいが、カッコいいところを見せたくて気合が入る。前回の反省から休まず攻め続ける事だけを誓う。スタートと共に全力ダッシュし、第１コーナーを５位で通過。出来すぎの展開ながら最初の３分で心拍数は１８０オーバー（１、２分は２００っていう記録が残っているがウソでもなさそう）。攻め続けるが息が上がって力が出せない。ずっと抜かれ続け最終回も転倒していい所なしの３３位フィニッシュ。帰宅後、HRモニターを見たら驚きのアベレージ１８０ｂｐｍ。先行タレ切れの玉砕を考えていたが本当に砕け散ってしまった（でもトップ差は９２％）。こんなに頑張ったのは１０年振りかと思うくらいだが、成績がついてこないのでは意味がないので猛省。荷物軽量化のためにローラーを持参せずアップ不足になった事、FDの調整不足でアウターが使えなかった事など言い訳すれば限がないが、全ては自分の責任。シードをもう一度奪還する事を目標に一からやり直そうと思う。
【ご褒美】
子ども達へのご褒美は、王将の餃子、ラーメン、小龍包の主食３点セット。レースの都合で１５時に食事をすると夕食が家で食べられないが家内の理解もあり、ご褒美は外食にすることにした。「レースに出れば外食できる」ってことがどれくらい動機付けになるかは疑問であるが、我が家には効果覿面だった。自宅に着いて荷物の積み下ろし、自転車の拭き掃除、片付けを手伝わせてもテキパキ動くし文句を言わない（笑）。
【自転車レースの副作用】
ゼッケンのピン止めや拭き掃除をしながら、子ども達の癖に気付いた。長女は細かく、細部に拘るため全体の作業が遅い。なんでも自分からやるタイプ。次女は大雑把で作業が早いが抜け漏れ多数。指摘されても笑ってごまかす。なんでも他人にお願いするタイプ。子育てに参加していないの？とお叱りを受けそうだが、恥ずかしながら１日中子供達と過ごす事は稀で、こんな事も私には新鮮な発見なのです。子供には躾の場、親には気付きの場を自転車レースは提供してくれるのです。
（写真提供：泥本さん）
