ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

里心

手書きメッセージ入りのAmazon箱が届きました。

中身は、カミさんと娘たちからのバレンタイン。

チョコに、金麦に、更にはお茶

カオスです(笑)

メッセージカード読んでたら泣けてきます。

好きな仕事をしたいが為に上京して4年目。

やり切った感と言うか、気が済んだと言うか

家族よりも大切な仕事なんてあるの?って思っちゃうんですよね。

家族はどう思ってようが、私が寂しいですから。

このままじゃいけないなーって思いつつも、

私を必要としてくれる企業があれば、

国内外問わずまた挑戦してしまいそうな気もしますが。

人生って自分で無理する事じゃなく、

導かれるもんだと感じる事があります。

もしかしたら、今年大阪に導かれるかもしれないし

気づかないだけでやり残している事があって東京に留まり続けるかもしれないし。

縁に従う、随縁

結婚を決めた私の人生の道しるべ的な言葉を思い出しました。

大学卒業して1年目。岡山で働きながらいつも通っていた定食屋がありました。

そこで顔馴染みになったお爺さんが

家業の看板屋を息子さんに譲って

ご自身は書家として余生を楽しんでいらっしゃいました。

定食屋のご主人が、店に書を飾りたいと言って

書いてもらった言葉が、随縁でした。

ご縁に感謝し、ご縁に生きる

そんな意味合いだと教えて貰いました。

大学卒業したての私。

いつ一人前になれるのか見通しも立たない状況で

結婚どころではなかったんですが

この言葉に背中を押されて

縁に従って生きる事も良いもんだと22歳で結婚を決意しました。

早すぎる結婚でしたが、出会いの場になったホテルのご厚意で花代だけで式を挙げさせて頂き

互いの家族でテーブルを囲んでの食事が披露宴代わり。

お色直しもない、貸衣装を汚してはいけないと式が終わったら

さっさとウェディングドレスとテールコートを脱いだ地味婚からのスタートですが、

振り返るとたくさんのご縁に支えられて今日も生きています。

生活も落ち着いて定食屋に挨拶に行ったら、ずっと閉まったまま。

1ヶ月経っても閉まっていたのでベルを鳴らしてお尋ねしたら

脳卒中でご主人が倒れ再開の目処が立たないとのこと。

それっきり定食屋のご主人とはお会い出来ませんでしたが、

お爺さんとは後年再会を果たし、決心の背中を押してもらった御礼を伝える事ができました。

今思い返しても不思議なご縁です。

今も誰が決めるでもなく、導かれるままに生きてますが、

家族は一緒が良いなぁと思うバレンタインでした。

昨日のworkout

ラン18km