ブルゴーニュの走り書き

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ランニングシューズの重量測定 ~軽さは正義じゃない~

 

私がランニングを始めた頃(1990年前後)のお話。

 

シューズの重量とランナーのレベルの目安は、

180g:レース専用(アシックス マラソンソーティ)

200g:レース兼用(アシックス ターサー)

220g:中級者用(アシックス ゲルフェザー)

350g:初心者用(GT-2000

という感じでした。

 

素材の技術革新により軽量化が進んでいますので、

自分の目安を補正する目的で、自分のシューズの重量を測定してみました。

 

実際に測定してみて結論を申しますと、軽すぎることに驚くと共に

『素材が軽くなったなら重量を増やさずにクッション性の良いモデルが欲しい』

考えました。

ランニングシューズにおいて軽量化は絶対的正義ではありません。

自分の脚力に応じてクッション性+安定性を求め、

おまけに軽量性ってのが私のスタンスです。

 


 

■ランニングシューズ重量選手権26.5cm片足)

1位 アディゼロ Takumi Ren 108.1

2位 アディゼロ ジャパン 185.7

3位 GEL451 199.3g

4位 DSトレーナー 225.2g

 


 

 

■アディゼロ Takumi Ren 108.1

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過去のインプレでは、ターサーと比較しましたが、

ラソンソーティと比較すべきモデルです。

 

 

scribbleofbourgogne.hatenablog.jp

ソールの屈曲性の良さと衝撃吸収性はトレードオフでしっかり着地の衝撃が足に伝わってくると

お伝えしていますが、レース専用レベルなら至極当然です。

Renのネーミングに惑わされましたが、エリートランナーの練習用です。

サブスリーを目指す方には、オススメしません。もっと上級者向きのシューズです。

 

■アディゼロ ジャパン 185.7

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ターサーと比較するなら、アディゼロジャパンが相応です。

20年前より14g軽量化したってことは、

レース専用シューズの軽さでレース兼用シューズのクッションを手に入れた

ってことです。これは素晴らしい!

ちなみに現行ターサーを測定したら187.2gでした。

サブスリー狙うならターサーかアディゼロジャパンが無難な選択ですね。

(フラットソールのスカイセンサーももちろんオススメです)

 

GEL451 199.3g

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Ironman Hawaii & Phillipinesで私を支えてくれたシューズです。

ソールが減って軽くなったのかもしれませんが、BOAクロージャーって

軽量化に貢献しているのかもって思いました。

 

 

scribbleofbourgogne.hatenablog.jp

 

ミッドソールは従来素材ですが軽いです。

レース兼用シューズの軽さでウルトラマラソン用のクッションを手に入れた

ってことです。素晴らしい!

 

DSトレーナー 225.2g

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ミッドソールに軽量なFlyteFoamを搭載した最新モデルですが

GEL-451より重くて意外でした。

シューレース(靴ひも)が重いんですかね。

最新モデルが軽量とは限らないってことかもしれません。

 

 

scribbleofbourgogne.hatenablog.jp

 


 

■最後に

繰り返しますが、走力に応じたソールのクッション性が

シューズ選びには大切です。

他人にフィットするシューズが自分に合うとは限りませんし、

自分と同じ持ちタイムであっても合う合わないはバラバラです。

他人のインプレを妄信せず、最後は自分の直感を信じてください。

この記事がシューズ選びの参考になれば幸いです。