今期の躍進につながったオンラインコーチングについて振り返ります。
■ 入会動機
ランは月200km以下という制約条件が入会動機のひとつですが、
2018年のコナで世界のレベルの高さを思い知ったことが一番大きいです。
これまでの経験に頼った練習方法では無駄が多いので、
すべてをゼロリセットするつもりで取り組みました。
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
■ 改善ポイント
2019年5月~10月の6ヶ月間、
私の強化ポイントはバイクです。
ランに脚を残すためにはバイクをより速くより楽に走りきる必要があります。
特にIronmanにおけるバイクパートは最も時間が長く、比例して重要度が高まり
バイクの成否が全体の結果に大きく影響します。
入会時に今期の目標レースと改善テーマのヒアリングがあります。
私の要望を基に複数あるメニューを組み合わせ、
レーススケジュールを加味してプランが出来上がります。
平日は1時間のワークアウトが週2~3回。
Zone2~4で組まれていてZWIFT上で実施しました。
■ コーチとのコミュニケーション
出来上がったプランは、Final surge(登録無料)に反映されます。
与えられたメニューには優先度(高/中/低)があり、
高はその週のポイント練習なので必ず実施します。
中は、その時の状態や時間次第。
低は、ほとんどやりませんでした。
また、メニューには、ターゲットゾーンと経過時間に加えて、
注釈が入る場合もあります。
メニューのテーマを理解し、必要に応じてアレンジします。
毎週日曜日に、その週を振り返り
よかったこと3つ、課題3つを挙げるように促されます。
自分の感じていることを言語化することはとても大切なことです。
これは手を抜かず行いました。
最安のプランでは、Final surgeのレビュー欄もしくはメッセージ機能を利用します。
それ以外のプランは、自分専用のコミュニケーションボード(他メンバーも閲覧可能)に書き残します。
3日くらいしたらコーチからコメントが入ります。
(入らないこともある)
■ 英語が不安でも何とかなる
今回、Endurance Nationの問合せを複数受けていますが、
その中で英語のコミュニケーションに自信がないというものがあります。
誰でも大丈夫とまでは申しませんが、
Chromeを使えばサイト全体を翻訳できます。
自分の意見は日本語でたたき台を作ってGoogle翻訳を使えば楽に文書化できます。
トンチンカンな作文がありますので多少の英語の知識で添削は必要です。
それでも英語は・・・って方は、
Konaに行きたければ練習時間の
7/100を英語に当てるくらいの努力をしましょう!
Ironman完走に比べたら屁でもありません。
■ (最後に)なにが良かったのか?
この6ヶ月を駆け足で振り返りました。
一番の入会動機に世界レベルの高さを挙げましたが、
プロカテゴリーは言わずもがな、エイジグルーパーも世界は
日本のはるか先を行っています。
私の求めるノウハウは、海外にしか存在しないと思うに至り、
日本のコーチングを受けていない主観に頼った意見で
誤解を恐れずに言うならば、
~練習プラン~
・各種目のメニューがIronmanに合っている
・3種目のバランスが考慮されている
・回復にかかる時間も考慮されている
~レースプラン~
・バイクとランのペースコントロールが確立されている
が良かったと思います。
人それぞれに事情が異なりますが、
人生は、やるかやらないかの二者択一です。
何かを変えなきゃと思うなら始めましょう。
お金で解決できることはお金で解決し、
お金で解決できないこと(時間の確保)にだけ
自分のリソースを割いて注力しましょう。
10,000円(Team EN) x 6ヶ月 = 60,000円
ホイール買っても6万円、サプリを買っても6万円。
同じ金額を投資するなら、どれが一番効果的で
コナにクオリファイできるか考えると
私はオンラインコーチングを選びます。