今夜で３回目。超ニッチな話題ですが、先を急ぎます！
◆ヘッドアップ
鰯の群れの中で泳ぐが如く、同じ向きで泳いでいるはずなのに進路が交錯しまくります
信じるのは自分の目のみ！絶対に前泳者や感覚を信じないこと。
４、６ストローク毎にヘッドアップして方向の確認と修正をします。３種目でもっと
も平均時速が遅い競技ですから蛇行をなくすだけでタイムは劇的に改善します。
コースロープの傍で泳げば蛇行しないで済むか？否。潮でコースロープは曲がります
ので最短距離を泳ぐにはしっかり折り返しのバルーンやヨットを見据えて泳ぎましょう。
また、スイマーに取り囲まれて逃げ道を塞がれたり、コースロープやブイが泳ぎの邪
魔になるのでコースロープには１ｍ以上離れて泳ぐのが良いでしょう。
２つの船が並行して航行すると吸引作用が起こり２船が近づくそうですが、人も集団で泳ぐと集まる傾向があります。
（理由は吸引作用とは別ですけどね）
今では地上波でトライアスロンが放映されることは稀ですが、上空からの映像を見ると毎回スイマーの
密度差に気がつきます。つまり、混雑するスペースと空きスペースは隣り合わせでこまめに探して泳ぐほど
ストレスなく泳げるわけです。（２０１０年の２００ｍ付近の写真を見ると空いているところが沢山あるでしょ）
（つづく）
