知人の訃報に接した話の続きです。
(前編)遣り残していることはないですか
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
通夜と告別式を終えたご主人のポストに
『悲しい気持ちでいっぱいですが「どんな事にも意味はある」と故人に言われているような気がします。』
という言葉がありました。
私への”人生を無駄遣いするな”と諭してくれる=意味
かもしれません。
単身赴任は『家族を大切にしなさい』と諭してくれる意味、
身体の不調は『やりすぎは身体に毒』と諭してくれる意味、
仕事が上手くいかないことは『おごる事なかれ』と諭してくれる意味、
なのかもしれません。
そんなことをグルングルン考えていますと
友人で絵本作家の石原真理さんが教えてくれた
”病者の祈り”を思い出しました。
大事を成し遂げるため、力をくださいと神に祈ったら
謙虚さを学べと弱さをくださった。
多くのことがやれるように健康を求めたら
もっと価値あることを選んでやれと病気をくださった。
幸せになりたくて豊かさを欲したら
知恵を育てろと貧しさをくださった。
この世の人たちに褒めてもらおうと成功を望んだら
驕らないようにと失敗をくださった。
人生を楽しめるようにすべてのものをくださいと願ったら
すべてのものを楽しめる、生そのものだけをくださった。
求めるものは何一つくださらなかったけれど
私の願いはすべて叶えられた。
神の意に適わない人生だったけれど
心のなかで表現すらできなかった私の祈りの言葉まで、
神はすべて聞いてくださった。
わたしは誰よりも大きな祝福を受けた人間なのだ。
オリジナルは、ニューヨーク州立大学医療センター・リハビリテーション研究室の壁に掲げられている作者不明の詩です。
というわけで
今日も一日頑張りましょう!
病者の祈りを紹介してくださった
石原さんの絵本に関してはこちらへどうぞ。
昨日のworkout
スイム2km
ラン6km
1ヶ月ぶりのスイム。気持ちよく泳いで脚のダメージを回復しておきました。