ブルゴーニュの走り書き

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(京都ぶらぶら)大徳寺の鳴き龍、建勲神社、船岡山

2日続けて京都詣。本日は自分の希望で大徳寺の特別公開へ。

 

北大路駅を降りてGoogleマップを見ると

小野篁(おののたかむら)の墓所があると知って寄り道。

 

 

 

 

紫式部小野篁墓所

 

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1月に訪れた六道珍皇寺ゆかり、地獄の閻魔大王の補佐を務めたって言う

エピソードだけでも十分不思議なんですが、

弘法大師嵯峨天皇と並び称される三筆(字が上手)で、歌人で、島流しから復権した

ラクルすぎる経歴の持ち主。

 

scribbleofbourgogne.hatenablog.jp

 

 


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そのお隣さんが源氏物語紫式部の墓。

それぞれ活躍した時代は奈良と平安。

120年の隔たりがあって、お寺でもない場所になぜでしょう。

 

詳しい経緯は今もって謎のようですが、

貴族の色恋沙汰を描いた紫式部は、死後地獄に落ちたとされていたことに

熱心な読者が憐れんで、地獄の沙汰をする篁に力添えを

お願いしたという説があるようです。

 

願いのために墓所を移動させたパワープレーな読者さん、すごいわ。

 


■イタリア食堂 ガロッパーレ


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美味しいと評判のお店で、当日営業前に予約を入れて伺いました。

小さなお店ですが、随所にこだわりを感じる素敵な空間です。

 

ランチは、9つの前菜とくるみパン。

ミネストローネスープと選べるパスタ、カプチーノとデザート付きで

1600円の破格値。
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河原町なら2500円は下らないね」とカミさんが終始うなっておりました。

tabelog.com

 

 

建勲神社(たけいさおじんじゃ、通称けんくんさん)と船岡山


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祭神は、織田信長で秀吉が信長の廟所として定めた場所を

明治政府が船岡山山頂に移したものです。


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船岡山といえば、平安京の北の神獣、玄武とも伝わる場所。

南の遥かかなたに京都タワーが拝めます。

朱雀大路は現在の千本通


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左右の大文字を臨み、京都市内を一望できる場所です。


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■今宮神社


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せっかくここまで来たのだからと今宮神社を参拝。

 

大徳寺

 

いよいよ本日のメインです。

普段は非公開、そして次はいつ公開されるか分からない貴重なチャンスです。

ボランティアガイドさんの解説付きで予備知識なしに学べます。


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お目当てはこちらの法堂(はっとう)

天井に描かれた龍が”鳴く”んです。


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(※お寺の内部は全て撮影禁止のためHPより画像をお借りしています)

 

 

木段の手前で手を大きく打つと、堂内に反響して

拍手の後に”ビビビッ”と音がします。

大きく元気に打つことが鳴かせるためのコツです。


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枯山水の庭とその正面に見えるのが唐門(からもん、内側)で

聚楽第から移築されたものです。

 


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40種類もの動物が描かれそれぞれが吉兆を表し、

豊臣家の家紋が散りばめられた豪華絢爛なデザインです。

 

平成になって修復工事が行われ、

色鮮やかな今の内に見ることをオススメします。

 

昨日のworkout

ノートレだけど2万歩超