これまで2冊の村上世彰氏の本を読んで悪人には思えなくて
原点となる『生涯投資家』を手に取りました
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
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この本は奥様と娘さんの「パパがなにを目指していたのか世間に伝えて欲しい」との
訴えがあって上梓した悲しい背景があります
5年の裁判を経て実刑が確定
家族とファンドを守るために沈黙を守ってきたのに
最高裁判決から4年経って事務所に強制調査が入り
妊娠中で業務全般から離れていた長女さんが調査対象→逮捕の憶測まで
ながれ精神的なストレスで流産に至ったことが氏を決意させました
本書には村上ファンドが扱った東京スタイルとのプロキシーファイト
逮捕のキッカケとなったニッポン放送
いずれも経営健全化のためアクションで氏に正義があったと考えます
その都度都度に交渉の進め方のまずさを反省し
「自らの信念を通すために恩人の前であっても妥協できない激しい性格が
後年もいろいろな場面で災いとなっていく
自分でも理解しているのだが・・・」
と振り返っています
この激しい性格が私と似ているので氏にシンパシーを感じたのかもしれません
私も性格が災いして大きな失敗を先日やらかしたばかりなので刺さりました
気になったのはインサイダー取引とされたライブドア堀江貴文氏が
ニッポン放送株を5%以上取得を狙っていると聞かされた時のエピソードです
村上氏はライブドアには買付資金がないので実現しないと判断していましたが
どこかからお金が湧いてきて実際に買付が行われました
ここでこの事件で人が亡くなっていることをハッと思い出しました
ライブドア事件の真っ最中に沖縄で自殺扱いされた
エイチ・エス証券副社長(享年38)
死人に口なしですが出どころ不明のお金ってなんなんでしょうね
深入りすると消されかねないヤバい世界は割と身近にあるのかもしれません
ここまで酷くはありませんが家業の縫製工場を継ぐために
アパレル業界で就職活動していたんですが東京スタイルってなんとなく覚えています
当時のアパレルはどこも華やかで学生にはヤバい会社かどうかなんて
見分けがつきませんでした
傲慢な社長が牛耳っていた会社とご縁がなくてよかったですわ
昨日のworkout
スイム2.6km
バイク27km
ラン3km
細切れで三種目だん