花粉激しき春の日は、窓際で日向ぼっこしながらkindleで読書三昧。2週間ほど読書から離れていたのは、「Life Shift」がボリューミーで疲れたから(笑)
Amazon Prime readingとオーナーライブラリーを活用して5冊借りて一気読み。
特に気に入ったのが、原田伊織著「明治維新という過ち」
悠久の昔から歴史は勝者の都合で書き換えることが常です。
年始に訪れた瑞泉寺。
悲劇の関白、豊臣秀次とその一族を弔うお寺ですが
処刑された秀次の悪行は秀吉によっと恣意的に作られたものと考えています。
http://scribbleofbourgogne.blog.fc2.com/blog-entry-3802.html
高校で学んだ幕末の歴史は長州が都合よく書き換えたもんだから、
井伊直弼は悪役になり、吉田松陰、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、井上馨が正義の味方になっちゃう訳です。
長州と組した公家の岩倉具視も然りで永く500円札に肖像が使われ
今も長州の世が続いていることを思い知らされました。
この本で語られる全てが正しいと言い切れませんが、
現代が心底恐ろしいなぁと思ったのは
知らず知らずに我々が刷り込まれて洗脳されていること。
現代においても
NHKは大河ドラマで西郷隆盛、吉田松陰の妹を主役とし
TBSは延々「水戸黄門」を放送し続けて印象操作を続けていること。
「八重の桜」は例外中の例外で、薩長軍が会津戦争で行った非道の数々は
一切触れられていません。(凄惨すぎてドラマには使えません)
降伏、開城後は会津の死体は放置され犬や鳥に啄ばまれても弔うことが禁じられ
土葬してあげようとした地元民を投獄するわ、
幼女から年寄りまで強姦の限りを尽くし「会津に処女なし」との言葉を残した無法の衆。
日本人同士ながら怒りを感じます。
第2次世界大戦やベトナム戦争、ボスニア紛争と今なお同様のことが繰り返されていますが、
会津のことを思うと憤りと憎しみが50年や100年で消えるわけがないと思う次第です。
今の総理も”長州出身”を誇りに思っていらっしゃいますが
血塗られた歴史を思うとドロドロとしたものを感じずにはいられません。
昨今の、反薩長史観の一冊ですがマインドコントロールされた脳をリセットするには
良書かと思います。
ただし、これが全て正しいと鵜呑みにせず、全てを疑うことが肝心であることも付け加えます。
<p><p>
追伸:
他には軽い本を数冊。
「ダーリンは外国人」
「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」
どちらも面白おかしく読みました。
偏らず本を選ぶのが私流です。
Kindle持っているプライム会員なら無料で読めますよ。
<p><p>
<p><p>
昨日のworkout
ラン5km
今週はリカバリー。
週末の合宿を鑑み金曜日まではノートレでも
目標TSS を超えちゃいますので
適当に融通してみます。